借り入れ金額によって異なる「印紙税」としての「収入印紙代」
キャッシングサービス利用にかかる手数料
借りたお金を必ず返す、ということはキャッシングサービス利用のごく単純な図式として知られていますね。皆さんはキャッシングサービスを通してお金を借りている立場なので、借りたお金を返すことは利用者としての義務と言えます。
もし万が一返済することができなくなってしまった場合には、金融機関側にトラブルとして処理されてしまうことになりますし、今後キャッシングサービスを利用することができなくなることも考えられます。安全にサービスを利用していくためには、まず利用者としての義務を果たすことが重要となっていますので、これからキャッシングを考えている皆さんも正しい利用方法を身につけておくようにしましょう。
また、キャッシングサービスを利用する際には、ただ借りたお金を返すというだけではなく手数料の支払いなども含まれるため、借りた金額以上を返済することも避けられません。ここからはキャッシングサービスの手数料について見ておくことにしましょう。
「印紙税」として支払う「収入印紙代」
まず1つ目は「印紙税」として支払う「収入印紙代」について見ていきたいと思います。印紙税とは、キャッシングサービスで契約をする際に作成される文書に対してかかる税金のことで、皆さんは収入印紙代として支払うことになります。この収入印紙代は借り入れ金額ごとによって異なることが特徴的で、借り入れ金額が高くほど皆さんが支払うべき印紙代も比例して高くなっていきます。
キャッシングサービスでは主に数万円などの低い金額の融資を希望する利用者が多いものですが、場合によっては数十万円をまとめて借りるケースもあります。同じキャッシングサービスの利用でも、数万円を借りる場合と数十万円を借りる場合とでは支払う印紙代が異なるので注意しておきましょう。
では、実際に印紙税はどのくらいかかるものなのでしょうか?キャッシングサービスで借りることを前提として見てみると、借り入れ金額10万円以下は200円の印紙税がかかることになっているので、ほとんどの皆さんは収入印紙代として200円を支払うことになります。
しかし、10万円以上50万円未満の金額を借りる場合には400円、50万円以上100万円未満の金額を借りる場合は1000円といったように、借り入れ金額が高くなるごとに収入印紙代の支払いは増えていきますので、借り入れ前にあらかじめチェックしておいてくださいね。
「利息」も手数料の一つ
また、キャッシングサービスでは以上の収入印紙代の他、金利や借り入れ金額によって計算される「利息」という手数料を支払うことも利用者に義務づけられています。利息は借り入れ金額と金利と借り入れ期間を全て掛けた数値のことで、金融機関の「返済シュミレーション」を利用すれば簡単に計算することができます。
金利が高い場合、借り入れ金額が高い場合、借り入れ期間が長期となる場合に利息が膨らみやすくなるので、少しでも利息の膨らみを抑えたいという皆さんは、利息が膨らまないよう工夫をしておくことも大切です。金利が低いサービスを選ぶ、借り入れ金額を少なくする、借り入れ期間を短くする、といったようにサービスを利用する前の段階で手を打っておきましょう。
もちろん、借り入れ後も返済していくうちに利息の膨らみが気になる場合もあるかと思いますから、その際には「借り換え」を利用する、「繰り上げ返済」を利用するなどの工夫をおすすめします。その他、サービス選びの段階で「無利息カードローン」などのお得なサービスを利用することに決めておいても良いでしょう。支払うべき手数料も工夫次第で抑えられますので、様々なケースを考えながらキャッシングを利用してみてください。