カードローンの利息計算は金利と借り入れ金額が大きなポイントに

タダでは利用できない「カードローン」

金融サービスの一つとして人気の「カードローン」は、決してタダで利用できるサービスではなく、皆さんはカードローンを利用するだけの手数料を支払わなければならないことになっています。その手数料は「利息」と呼ばれるもので、カードローンを利用する場合には必ず支払うべきものでもあります。
もちろん「無利息」で借りられるカードローンの場合は利息を支払う必要はありませんが、この無利息カードローンもまたキャンペーンの一貫として行なわれているサービスです。カードローン利用者全てが無利息で借りられるわけではありませんし、キャンペーン自体も延々と行なわれているわけではないので、これからカードローンを利用する皆さんは「必ず利息を支払うべきこと」とよく理解しておくことから始めていきましょう。
利息は借り入れ金額と共に返済時に支払うものですから、借り入れの段階から利息を支払うことを頭に入れておくように注意してくださいね。

金利・借り入れ金額・借り入れ期間による利息の計算

では、カードローンの利息はどのように計算すれば良いのでしょうか?利息も借り入れ金額と同様、利用者それぞれで異なるものですし、状況によって差が現われることもあります。まずは皆さんが支払うべき利息を計算する方法について見ておくことにしましょう。
利息の計算には「金利」と「借り入れ金額」が大きなポイントとされています。金利はカードローンが利用できる各金融機関ごとに決められているもので、利息の元ともなる数値です。パーセンテージで表示されているのが金利で、場合によっては「年利」と表示されていることもあります。
この金利と皆さんがカードローンを通して借りる金額、そしてカードローンを利用して借り入れをしている期間を元に利息を計算していきますが、計算式としては借り入れ金額×金利×借り入れ期間=利息といった式になります。非常に簡単な計算式なので、借り入れをする前にあらかじめ利息を算出しておくことも可能ですし、借り入れ金額を借り入れ残高として計算することで、これから返済していく間にも「利息はどれくらい支払うことになるのか」といった計算をその都度行なうことができるようになっています。
カードローンの金利は基本的に「変動金利」となっていますから、皆さんが借り入れをした当初よりも金利が高くなっていたり、低くなっていたりすることも考えられます。金利の変化があることも念頭に置いた上で、利息の計算をしておくようにしましょう。

返済シュミレーションで利息を算出できる

また、利息については「返済シュミレーション」でも簡単に計算することができるようになっています。返済シュミレーションは皆さんがカードローンを計画的に利用する手助けをするためのサービスで、各金融機関のホームページではこのサービスを利用することで利息の計算をシュミレーションすることが可能です。
もちろん利息の計算だけではなく、リボ払い(分割払い)をするのであれば、完済までの期間をシュミレーションによって算出することができますし、借り入れ金額に利息を含めた総返済額についてもシュミレーションによって結果を出すことができるので、カードローンでお金を借りる前には必要不可欠なサービスでもあります。
あくまでもシュミレーションなので正確な結果が出るとは限りませんが、カードローンの利用は第一に計画性を必要とするものです。初めてカードローンを利用する皆さんも、これまで何度もカードローンを使ってきたという皆さんも、まずは返済シュミレーションで利息を計算し、完済までの計画を自分なりに立ててみてはいかがでしょうか?

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